作業記録*無垢床のクリーニング&ワックス塗布

本日の作業は、午後から伊奈町にて無垢床の洗浄&ワックス塗布でした。

 

『オシャレな空間作りをしたいから白木の無垢床にしたんだけど、黒ずんできちゃったし手入れが大変だからワックスを塗ってほしい』

 

というお問い合わせでしたので、無垢床だけど、ワックス塗布。

 

通常、無垢床の場合はワックスを塗布する事はお勧めしておりません。

 

ワックスを塗ると濡れた様に光沢が出て来てしまい、無垢の床の風合いを消してしまうからです。

しかし、今回のようなケースは話が別。

無垢の床にしなければよかった、とぼやいてらっしゃったのでワックスまで塗布する事に致しました。

 

作業の工程としては、

 

①専用の洗剤を使って、木の中に染み込んでしまった汚れを浮かし、黒ずみを取る。

②細かな傷を紙ヤスリで削り、目立たなくする。

③ワクッスを塗り重ねていく。

 

といった形でした。

 

しかしこの床材、なかなかのクセモノでして床材にしてはかなり柔らかく、傷とともに木の中に入り込んでしまった汚れがなかなか取れません。

洗浄の工程に時間を掛け、じっくりと汚れを落としていきました。

 

作業後、しっかりとワックスで輝く床を見て、

『最初からやっておけばよかった』とのお言葉。

 

無垢の床はオシャレな空間が演出できる反面、木の素材が露出しているためメンテナンスは大変です。

フローリングのメンテナンスでお困りの際はお気軽にお問い合わせ下さい!

 

ちなみに、無垢の床をD.I.Yで洗浄したいという方は、洗剤を使う際に注意してください!

アルカリ性、酸性問わず、強い洗剤を使用すると木が変色して焼けてしまうことがあります!

木の材質、状態、仕上げの方法によって最適な洗剤は変わってきますので、ご注意くださいね!